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物流業界問題

共同輸送で日本の物流をサステナブルに

■ Sustainable Shared TransportSST)とは

Sustainable Shared TransportSST)は、ヤマトホールディングスの子会社として、 2024521日に設立、20252月より「SST便」のサービス提供を開始しました。

SSTは、特定の企業や業界の垣根を超え、様々な企業の物流情報やリソースを共有・連携させる「共同輸配送のオープンプラットフォーム」を提供しています。 物流全体の非効率性を解消し、「より持続可能で、より効率的な」社会インフラとしての物流システムの構築を目指しています。

具体的には、標準パレットを活用した共同輸配送と、デジタル技術を活用した物流・商流情報の連携により、物流ネットワークの最適化、車両の積載率向上、そしてGHG(温室効果ガス)排出量の削減を推進します。



■ こんなお悩みはありませんか?

  • ・人出不足、労働環境の悪化

    ドライバー不足や労働時間規制の強化(いわゆる「2024年問題」により、安定した輸送力の確保がますます困難になっています。

    ・非効率な輸送

    企業の垣根を越えた連携が不足しているため、空荷での走行や低い積載率での運行が発生し、無駄なコストや環境負荷につながっています。

    ・脱炭素への対応

    気候変動への対応として、企業にはサプライチェーン全体でのGHG排出量削減、すなわちグリーンロジスティクスの実現が強く求められています。

SSTは、こうした企業が抱える「輸送力の確保」「環境負荷の低減」といった複合的な課題を解決するための、具体的なソリューションを提供します。



共同輸配送のオープンプラットフォームとは

SSTが提供するプラットフォームは、上述の課題を解決するための「フィジカル(輸送)」と「デジタル(情報)」を融合させた基盤です。 核となる特徴は以下の通りです。

  • 特徴① 物流ネットワークの共有と最適化

    複数の企業間で、標準パレットを用いた混載輸送や中継輸送を行います。さらに、富士通株式会社と構築したシステム「共同輸配送システム」により、荷主の出荷計画と物流事業者の運行計画等の情報を連携させ、需給に合わせた最適なマッチングを実現します。

    特徴② サステナビリティ(持続可能性)の推進

    共同輸配送による積載率の向上や効率的なルート運行を通じて、GHG排出量を削減し、企業の脱炭素経営に貢献します。ヤマトグループの物流ノウハウと富士通のデジタル技術を融合させ、環境負荷の低い物流モデルを実装します。

    特徴③ オープンプラットフォーム

    特定の企業に限定せず、多くの荷主企業・物流事業者が参加できるオープンな仕組みを採用しています。標準化されたオペレーションにより、誰でも参画しやすく、物流効率を高めることが可能です。




■ 荷主企業のご利用事例

製造業のお客様は、東北での需要急増と病院等への即応体制強化のため、 仙台への「大阪夕方出荷・翌日午前着」という高難度な部品供給ルートの確立が急務でした。

多頻度少量輸送によるコスト増、ドライバー負担、環境負荷という複合的な課題に対し、共同輸配送「SST便」を導入。3回の積替を経ても希望時間帯に確実に届く体制を構築しました。

持続可能な物流体制を実現したお客様は、今後もSST便の活用エリアを拡大し、積載効率向上によるさらなるCO2削減を目指しています。


物流事業者のメリット

SST便への参画は、物流事業者に多岐にわたるメリットをもたらします。

まず、オープンプラットフォームを通じて安定した積荷を獲得し、積載率・稼働率の向上によって収益拡大を実現します 。特に、長距離輸送を中継輸送に転換することで、ドライバーの長時間労働や負担を大幅に軽減し、日帰り運行を可能にします 。

また、SSTへの業務受託や自社貨物のSST委託を通じて、これまで対応が難しかった地域まで業務エリアを拡大できます 。

SSTは国土交通省の出資事業という公共性の高い事業であり、その参画は企業価値の向上につながり、「2024年問題」や環境問題といった社会課題の解決に貢献します。


 事例 






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▼Sustainable Shared Transpot社のHP
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