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ドライバー・人手不足

人材不足の現況について

2023.03.22 17:15:10

この記事では、現在の運送業界における人材不足問題についてまとめております。

人材不足が問題視されていることは認識しているが、具体的な数値や傾向までは把握していない方におすすめの内容となっております。

現在の日本において、少子高齢化の影響もあり人材不足が深刻化しており、各企業の悩みの種となっています。

そんな状況に追い打ちをかけるように猛威を振るった新型コロナウイルスの感染拡大。

その影響もあり、「積極的に人材を募集できない」「募集しても労働条件が良い他社に人材が流れている」という状況の企業が多く存在します。

これは運送業界においても同じことが言えます。

現状を理解することで、人手不足問題の改善に向けた計画を立てやすくなりますのでぜひご参考にしていただければと思います。

① 運送業界における人材不足問題について

トラック運転者は1995年(平成7年)をピークに右肩下がりに推移している上に、トラック運転者の平均年齢は40~59歳の割合が全体の58.5%を占めています。

この数値は業界全体と比較しても高く、運送業界の若年層の人材不足は否めません。

一方で、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要が高まり、EC荷物が大幅に増加し、受託業務によっては荷物量が増加傾向にあります。

しかしながら、拘束時間が長く、体力の負担が大きい業界であるが故に定着率が低く、人材不足が慢性化している状況です。

② 運送業界が人材不足になっている原因

一昔前までは、「働けば働くほど稼げる仕事」として運送業は人気の職種でした。

もちろんそれだけ大変な仕事だったことは今とは変わりません。

しかしながら、労働条件等の見直しにより、稼ぎたくても稼げない環境に。

労働時間を制限することは当たり前のことですが、高収入目当てで働いていた人からすると、運送業の魅力がなくなってしまいました。

拘束時間が長く、肉体的にも精神的にも負担が大きいことから離職率が高い状況に陥っています。

また、運送業に必要不可欠な「燃料」が高騰している影響で、一昔前に比べると利益率が低下しております。

そのため、企業としても給料を上げたくても上げられないのが現状です。

③ 人材を有効的に確保する手法

社内の職場環境や労働環境を整えることはもちろんのことですが、業務内容によっては派遣会社やアルバイトを活用することで人材不足を解消することが可能です。

ある企業様ではアルバイトを上手く活用し繁忙期に合わせて採用したことで、派遣社員を採用するよりも人件費を抑えることができたという実例もあります。

派遣社員やアルバイト社員を用途ごとにうまく活用することで、長期的な雇用に繋がる可能性がありますので、人材不足解消の手法としてあらゆる手段の検討をしてみてはいかがでしょうか?

④ まとめ:人材不足は企業側の改善策次第で解消できるかも?

少子高齢化により、人口の母数が減少傾向にある今、企業側の工夫が必要になってきます。

世の中の流れに合わせて福利厚生を充実させたり、採用方法を変えてみたり、HPで自社をアピールしてみたり等、あらゆる改善策が挙げられます。

まずは現状の取組みを見直して、自社に合った解決方法をご検討してみてはいかがでしょうか?

ヤマトリースでは、人材不足問題を解決するためのサービスをご紹介しております。

課題解決手段の1つとしてぜひご検討ください。

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